『既読だけが残る』 ――送った覚えのない会話が増えていく(『既読だけが残る』 ――送った覚えのない会話が増えていく.pdf)
『既読だけが残る』
――送った覚えのない会話が増えていく
深夜。
誰とも連絡を取っていないはずなのに、“既読”だけが増えていく。
消したはずの会話。
知らない通知。
送った覚えのないメッセージ。
そして気づく。
ずっと会話していた“相手”がいたことに。
この作品は、怪物や派手な恐怖を描くホラーではありません。
SNS。
既読。
通知音。
返信が来ない沈黙。
誰とも会っていないのに感じる孤独。
現代を生きる中で、多くの人が感じたことのある“静かな不安”をテーマにした心理ホラー作品です。
物語が進むにつれ、主人公は少しずつ現実と認識の境界を失っていきます。
本当に誰かと繋がっていたのか。
それとも、“もう一人の自分”と話していただけなのか。
答えは最後まで曖昧なまま残ります。
だからこそ、この作品は読む人自身の感情と重なっていきます。
【本文サンプル】
「――ピコン。
通知音。
全身が硬直する。
ゆっくり画面を見る。
『おかえり』
頭の奥が冷たくなる。
どうして。
どうして分かる。」
この作品を読んだあと、
深夜の通知音や、既読表示、スマートフォンの黒い画面に少しだけ違和感が残るかもしれません。
“怖い”というより、静かに精神へ残る物語。
【こんな方におすすめ】
・心理ホラーが好き
・SNS疲れに共感する
・考察系作品が好き
・孤独や人間関係の空気感に弱い
・静かな不穏さを味わいたい
・読後感が残る作品が好き
現在、電子書籍として販売中。
KAITO


